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ポストモダンを論じる視点

2008-01-12

東浩紀「動物化するポストモダン-オタクから見た日本社会」講談社現代新書

動物化するポストモダン

図書館から借りた本は少し体裁が古いですが、
その分、発刊が少し前だという証拠になりました(2001年初版)。
大塚英志という人のオタク論を鋭い分析と理解だと思っていましたが、
しばらく溺書を怠けていたら、面白い本が出てました。
大塚英志の本は冷やかで距離のある分析に思えましたが、
東浩紀の分析はサブカル・オタク・ポストモダンのインサイダーが
親しみのある世界を分析理解しようとしているような感覚があります。
温度を感じると共に時代感覚を生き抜いているドライブ感がしました。

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おたくvsオタク(Round.1)

2008-10-13

大塚英志+東 浩紀
「リアルのゆくえ~おたく/オタクはどう生きるか」(講談社現代新書)

「リアルのゆくえ」
スリリングな迫力に満ちた対集です。
まだ読み終えてません。
2001年、2002年、2007年、2008年
4つの時期の対が含まれてます。
今日は前半の2つの対を元に書きます。

以前にもポストモダンを論じる視点っていう書き込みをしました。
その下敷きにした新書「動物化するポストモダン」の著者と、
その本を読んだときに連想した別の評論家が対してます。

少し古い世代のおたくから社会を分析する評論家
(いまではマンガ原作者と大学教授もしているそうです)が、
新しい世代のオタクから現代を見通す評論家に対して、
理論も感情もテクニックも駆使して議論をしかけてます。

やっつけようとしてるのか、
同じ地平に引っ張りだそうとしているのか、
ただヤッカミか嫉妬でからんでいるのか、
ちょっとはっきりしないところがあります。
近頃の若者は・・・と言い出すとオヤジ化の兆候でしょうから、
オヤジおたくと言ってもいいのかもしれません。

しかけられる方の若手オタクは、
敬意を表しつつ、
先輩の意見には無理に合わせません、という
自分のスタンスを崩さないようにしながら、
議論を積み重ねていきます。

普段から論争慣れしている二人なのだろうといますが、
それぞれの考えを伝える幹となる部分の表現が、
深く鋭いです。
読みごたえの実感を長引かせたくて、
わざとゆっくり読んだりしてます。

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秋葉原に立つオタク(Round.2)

2008-10-18

集「リアルのゆくえ」の後半についてのコメントです。
2007年の対
2008年7月、秋葉原での殺傷事件を請けての
緊急対がありました。
あまり脈絡もなく、
「萌え要素の集合」とか「データベース消費」の
典型例に挙げられていた
いくつかの作品のうち、
私でも確かにそんな気がするとった
「でじこ」の画像を貼っておきます。
でじこ
著作権ぎりぎりかも。

おたく評論家による発と
オタク評論家による抗弁の応酬のうち、
目を惹いたものは追記に載せてみます。
初めは真意を図りかねたため、
ことばのプロレスなんだと認識するのに
時間かけてしまいました。
もともとこの対(集)の中で完結する話ではなく、
舞台をあちこちに移しながら
この人たちは巡業していくのだろうなあと、
今更ながらいました。
ずっと若い精鋭の評論家が、不器用そうで
実は不気味な位の余裕からスタンスを崩さずに
応対し続けたことを
最後まで読み通した結果、
確認できました。

発によりオタク評論家は、
世代に共通するリアルの世界内の充足から抜け出て、
同世代の感覚や考を代表する語り手として、
立ち上がらざるを得なくなった、というところで
この本は終わってます。

あとがきまで「ふるってる」なといました。
 対になっていたはずの双方のあとがきのうち、
 印刷に回す2日前に、
 大塚氏が自らのあとがき原稿の削除を申し出てきた。
 事情は分からないがそのまま出版されることになった、
という、
東氏による附記で終わってます。
こういうのって、
いいとこで終わってしまう紙芝居屋のおじさんの
手法と同じかなと。
(月光仮面とか黄金バットとか、
 急に譬えが古いですけど)
その辺もまたプロレスかな。
うまくのせられてしまいました。

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