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他者のために生きる

2006-12-24

最近気になっている哲学者の本をご紹介します。

小泉義之「レヴィナス 何のために生きるのか」(シリーズ・哲学のエッセンス)NHK出版
レヴィナス
フッサール、ハイデガーに学んだ
「戦後フランスにおける現象学と実存主義の基礎を築いた」人とのことですが、
最近までその存在もよく知りませんでした。
ユダヤ人だったため捕虜収容所に入れられたり、
親族が虐殺されたりした経験をもつそうです。

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テーマ : 哲学/倫理学
ジャンル : 学問・文化・芸術

私はユダヤ人をよく知らない

2008-05-21

内田樹「私家版・ユダヤ文化論」文春新書
「私家版・ユダヤ文化論」


思想家であって武道家であって、
女子大の教授でもあるという、
私の知り合いにはあまりいそうにない人が著者です。
レヴィナスを師と仰ぐ先生で、読み進めると感覚が近いというか、
同じようなところにこだわって世間を見つめてるなあ、という、
屈託の匂いを感じます。

実に色々なことが書いてあって、
感想自体まとめきれないけれど、
ユダヤ人のことも
ユダヤ教のことも
反ユダヤ主義のことも
戦前の日猶同祖論のことも、
ちっとも知らない私であっても面白い本でした。

哲学者の書いた哲学の本だろうと思って手に取りましたが、
思想家の書いた思想の本だったことが、
終わりまで読んで実感として分かりました。
つまり、自分が思ったことを書いてあるのであって、
解説や論述とは異なる感じです。
(だから私家版、なのでしょうが)

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