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ケアより鑑別?

2008-03-16

岡田尊司「パーソナリティ障害―いかに接し、どう克服するか」PHP新書
岡田尊司「パーソナリティ障害―いかに接し、どう克服するか」

人格障害についての本をもうひとつ読みました。
(元々はこちらを借りて読めずに返してしまい
 半年くらいしてリトライしたのでした。
 そのときに一緒に予約して先に届いたのが、前の本で、
 それがこの2冊を読むことになったきっかけでした)
接し方について、
周囲としてはその人の持ち味や苦手な面をよく整理して理解し
ほどよい距離をとって接していくことが、
合計10のパーソナリティ障害の類型に関して述べられています。
話はとても分かりやすいのですが、
なぜかよく分かった気がしてこないので
感想を書くのが遅くなりました。

類型化することは可能だと思うのですが、
そんなに典型的な人ばかりがいるものだろうかと
どこかで余計に混乱している感じです。

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テーマ : 医療・病気・治療
ジャンル : 心と身体

匿名でこれだけ書くなら何かを変えていただけそうな・・・

2008-06-08

Tag : 屈託

西城有朋「精神科医はなぜ心を病むのか」(PHP研究所)
「精神科医はなぜ心を病むのか」
手に取った時に想像したのは、
精神科医ってこんなに大変な環境で働いているんですよ、という
現状を伝えるルポルタージュのようなものだったんですが、
中身はもっと広範に亙っていて、
しかも書いているのは現役の精神科医とのことでした。
匿名だそうです。
ネット検索してみるとpsychiatrist(精神科医)を
もじったペンネームではないかという
うがったコメントにも出くわしました。

いかにも医療関係者が好きそうな気がする、
知的で皮肉った面白い言葉が出てきました。
QOML(クオリティー・オブ・マイ・ライフ)だそうです。
患者さんのQOLも大事だけど、我々のQOMLはどうなるのかと、
そういう使い方をするんでしょうね。
どの業界にもありそうなジャーゴン、てだけかもしれませんが。

厚生省は医療費削減しか考えていないので、
精神科医療はいつも手薄な環境でしか行えない、
というのは、題名通りの指摘ですが、

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テーマ : 科学・医療・心理
ジャンル : 学問・文化・芸術

powered by らもさん

2008-10-25

加藤忠史「こころだって、からだです」(日本評論社)
「こころだって、からだです」
できごと拾ってコメントしたためる暇がとれず、
何だか書評ブログみたいになっちゃってます。
おかげでアクセス数の減少が著しいです。はは
もっと時事ネタにも凝りたい・・・

それはともかく、とてもいい本でした。
精神疾患(特に躁うつ)の発症に関わる
遺伝子の研究をしている先生が書いてます。
理化学研究所科学研究センター勤務とのことですから、
日本の最先端に関わってるってことだと思います。
大学の幼児教育学科の学生に
精神保健に関する集中講義をすることになり、
この本のもととなる講義録ができたようです。

題名は中島らも「心が雨漏りする日には」から見つけたことば、
というのも気に入りました。

科学者というと、
こころとはのこと、とか、
セロトニン不足がうつの原因、とか
ぜんぶ分かってもいないくせに、
とツッコミたくなるような断定が満載の
本や発言が多いです。
私よりうさんくさい。

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テーマ : 医療・病気・治療
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常に我に返る精神科医の腹の底

2009-07-05

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春日武彦「精神科医は腹の底で何を考えているか」(幻冬舎新書)
「精神科医は腹の底で何を考えているか」
ここまで書いてしまっていいんでしょうか。
まだ治療が充分に熟してない患者さんや、
この先生が主治の患者さんが読んだら、
ショックを受けたり不信感をもったりしないか
ひやひやする感じです。
(病院勤務から大学の先生にかわられているので、
 もう誰かの主治ではないのかもしれませんが)
・おの処方
・患者さんとの相性
・診断技術
・話を聞くことと支配との関係
・世間知らずであることの功罪
・入院したいと思ってない患者さんを説得する時の方便
・何をもって治癒とするか
タイトル通りに、
この先生はいったい腹の底で何を考えてるんだろう、と
思いそうな局面で、実際に考えていることを、
率直にあけすけに書いてます。
生真面目でも不真面目でもない辺りで、
主観に走りそうになると
ふとそこでに返って、
治療がうまくいくように、というゴールを目指す方向に
バランスをとっているんだ、
ということがよく分かる気がしました。
者さんの教科書として使う、って手も
あるのではないかと思いました。

照れはないけれど、
大いなる自戒と皮肉をこめた、
「100人の精神科医リスト」というのが
巻末についてます。
全部は載せられませんが、
気に入ったのをかいつまんで書いてみます。

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非破壊検案のすすめ

2010-12-29

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海堂尊「死因不明社会」(講談社ブルーパックス)
死因不明社会
「チーム・バチスタの栄光」は
見ても読んでもいませんから
ピント外れの可能性があります。
著者のネームバリューと題名のインパクトに惹かれて
図書館の予約コーナーで手に取りました。
心不全とか多臓器不全とか、
はっきりしない死亡診断をよく聞くのは
個人情報を秘すためかと思ってました。
この本を読むと
はっきりしない時にちゃんと調べるしくみが
機能してないことがよく判りました。

旧友の勧めでを昔に読んだので
東京に監察がいることは知ってました。
その後、各都道府県に
監察制度が広まる動きがなかったのは
ちょっとした驚きです。
この本によると官僚の怠慢だそうです。
ホントかな。
いずれにしても儲かる話はどこにもないので
解剖を本業とする先生方以外には
積極的にどこも言い出さなかった、
ということなんだろうと思いました。
あと考えられるのは
警察との力関係の影響でしょうか。

解剖率が低いのは事実としても
ただ単に解剖を増やすのではなく、
画像診断を駆使して解剖の必要なケースをきちんと見極め、
必要であればご遺族に了解をとって行うという、
制度はとてもすてきです。
大量のデータを日本中で共有すれば
ハイテクな病理診断システムも構築可能です。
CTやMRIが増えて
療機関がネットワークで結ばれるようになって
すてきな制度をつくる素地が
日本中に整ってきたのでしょう。

師からいきなり解剖を提案されると
自分が遺族なら身構えると思います。

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