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存在の耐えにくい「居心地の悪さ」

2007-02-09

熊野純彦「レヴィナス入門」(ちくま新書)
レヴィナス入門
知ってる人は誰でも知ってる話だと思いますが、
自分の感覚というかそれに当てはまる言葉とでもいうべきものを、
この本を通読してやっと探りあてました

安岡章太郎、色川武大。
代表作にとどまらず、目についたものは読み進めてきた、大好きな作家です。
共通してあてはまるのは、
屈託
ただあてはまるというだけでなく、生きてる以上避けられない感じ、
息苦しさが伝わってくる。あと倦怠と。

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テーマ : 哲学/倫理学
ジャンル : 学問・文化・芸術

それはただ単に、トシかな。

2008-01-31

Tag : アーハ!

木田元「反哲学史」講談社学術文庫

木田元「反哲学史」

正当な哲学概論なので題名でソンしてるかも。
分かりやすい上に深い。
整理して捉える視点が高く広い。
学生の頃、
こんなテキストがあったらよかったのに、と思いつつ、
押し頂くようにして読みました。

ソクラテスやプラトンの頃から中世のキリスト教哲学も包含して、
脈々と繋がる西洋の形而上学。
自然(ヒュシス)を切り離し切り刻む認識論を徹底して成立した
近代合理主義、実証主義、科学と技術の融合。
それに反対する思想の流れとして、
後期シェリング、マルクス、ニーチェまでを概説してます。

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あたらしい心の哲学と倫理学

2009-05-16

Tag : アーハ!

河野哲也「暴走する脳科学
 哲学・倫理学からの批判的検討」(光文社新書)

「暴走する脳科学」
本のタイトルが暴走していますが、
中身は慎重で明快です。
に関する研究の現状、
その前提となる身問題についての学史上の整理、
不正確に研究成果を煽る人たちへの批判、
科学研究における倫理上の問題
を、
コンパクトにまとめて紹介してありました。
引用文献に21世紀に入ってからのものが多く、
あたらしい学を紹介する本だと思いました。

いくつか面白いと思ったところを紹介します。
ブレイン-マシン・インターフェース
という言葉を初めて知りました。
ロボットアームをと直結して
手を使わずに脳からの命令(意志?)だけで
動かせるようになった人の本があるそうです。

脳の局在説のひとつ前にあったのが、

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限界を論証する理性

2012-10-06

Tag :

高橋昌一郎「理性の限界
不可能性・不確定性・不完全性」(講談社現代新書)

「理性の限界」

硬めのしっかりした本を久々に読めました。
扱う中身は広いですが、読みやすいです。
現実にはありえない人数の人が登場する
公開座談会のような形式をとって、
ジャズバンドのセッションを思わせる
話の広がりで、楽しかったです。
難しい割には眠くならなかったです。
カント主義者が徹底的に議論から
遠ざけられる役回りになっていて、
著者が構成を演出する役目も
果たしてるのだと思いました。

骨子については、ryotoさんのブログ
In the furthest place from divinityの記事
きちんとまとめられてるのを見つけましたので、
ご参照ください。
勝手ながらトラックバックいたします。

性のもとで完全に公平な選挙はなりたたない、
という論を提唱してノーベル経済学賞をとった人が
いるそうです。知らなかったです。
日本のテレビで紹介してるのを見たこともないような。
内容が難しすぎるのも確かですが、
素人は知らなくてもいいと思われてたんじゃないかと気になります。
放送大学なら扱ってますかね。

物理現象をすべて法則化して体系づけることは可能である
(公式に当てはめて測をあてきれない)というのが、
どこかで名前は聞いたことがある「確定性原理」ですが、
光とか素粒子とか目に見えないレベルの話まで行くとそうなる
ということみたいなので、
分からなくてもしょうがないんじゃないかという気もします。
分からないことが残るということに、
造物主である神の存在を仮定したくなるロマンがあります。

すべての命題を真と偽に分けて整理する論理学を
完全構築しようとしても、
本に書いてある命題だけの世界ならば可能でも、
それを言う人が命題とくっついてくると、
真と偽を決められないパラドックスが容易に生じる、というのが
完全性定理」のゲーデルに始まる一連の定理だそうです。

科学が不完全なものだと考えていいのか、
人間の理性には限界があると考えるのがいいのか、
時間がなくてよく考えられてません。
漠然と思ったのは、人は全てを秩序立てて知ったり測したり
言い当てたりすることはできないらしい、ということを
証明することができる、ということになります。
自らの限界を示せる理性はもってるということですよね。
それならば、科学技術の発展で世の中の流れから取り残された感もある
学が、まだまだ形而上学として生き残る道があることを立証してる
ことになりそうです。

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