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やせすぎモデル反対!

2006-09-09

Tag : 屈託 女性

Yahoo!ニュース - 時事通信 - 【こぼれ話】やせすぎモデルはファッションショーへの出演禁止=マドリード

Yahoo!ニュースからのトラックバックのため、
冗長ですが全文引用します。ご了承ください。
やせすぎモデル

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テーマ : 摂食障害
ジャンル : 心と身体

殊更に騒ぎ立てるつもりはありませんが

2006-11-18

Tag : 屈託 女性

asahi.com:「日本で強迫観念に」 ブラジル人モデル、拒食症で死亡-国際

やせすぎモデルに関して、第二弾です。
他の記事もありましたが、見えた中では一番詳しかったので、
上記の記事を参考にさせて戴きます。
新聞系列サイトの報道なので、引用します。
ご了承ください。

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テーマ : 摂食障害
ジャンル : 心と身体

匿名でこれだけ書くなら何かを変えていただけそうな・・・

2008-06-08

Tag : 屈託

西城有朋「精神科医はなぜ心を病むのか」(PHP研究所)
「精神科医はなぜ心を病むのか」
手に取った時に想像したのは、
精神科医ってこんなに大変な環境で働いているんですよ、という
現状を伝えるルポルタージュのようなものだったんですが、
中身はもっと広範に亙っていて、
しかも書いているのは現役の精神科医とのことでした。
匿名だそうです。
ネット検索してみるとpsychiatrist(精神科医)を
もじったペンネームではないかという
うがったコメントにも出くわしました。

いかにも医療関係者が好きそうな気がする、
知的で皮肉った面白い言葉が出てきました。
QOML(クオリティー・オブ・マイ・ライフ)だそうです。
患者さんのQOLも大事だけど、我々のQOMLはどうなるのかと、
そういう使い方をするんでしょうね。
どの業界にもありそうなジャーゴン、てだけかもしれませんが。

厚生省は医療費削減しか考えていないので、
精神科医療はいつも手薄な環境でしか行えない、
というのは、題名通りの指摘ですが、

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テーマ : 科学・医療・心理
ジャンル : 学問・文化・芸術

powered by らもさん

2008-10-25

加藤忠史「こころだって、からだです」(日本評論社)
「こころだって、からだです」
できごと拾ってコメントしたためる暇がとれず、
何だか書評ブログみたいになっちゃってます。
おかげでアクセス数の減少が著しいです。はは
もっと時事ネタにも凝りたい・・・

それはともかく、とてもいい本でした。
精神疾患(特に躁うつ)の発症に関わる
遺伝子の研究をしている先生が書いてます。
理化学研究所科学研究センター勤務とのことですから、
日本の最先端に関わってるってことだと思います。
大学の幼児教育学科の学生に
精神保健に関する集中講義をすることになり、
この本のもととなる講義録ができたようです。

題名は中島らも「心が雨漏りする日には」から見つけたことば、
というのも気に入りました。

科学者というと、
こころとはのこと、とか、
セロトニン不足がうつの原因、とか
ぜんぶ分かってもいないくせに、
とツッコミたくなるような断定が満載の
本や発言が多いです。
私よりうさんくさい。

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テーマ : 医療・病気・治療
ジャンル : 心と身体

晴れ間を気長に待つむずかしさ

2009-03-16

Tag : 屈託

読売新聞生活情報部「私のうつノート」(中央公論新社)
「私のうつノート」
図書館で予約した本を受け取るとき
確認のため書名を読み上げて
「~ですね」と渡されることが多いです。
この本のときは声に出さず、表表紙も見せずに
パーコードの読み取りを済ませた上で渡されました。
人は見た目だけでは分からないという認識を
やや過剰にもっているのでしょうか。
アルバイト職員の女性に
気を遣わせてしまったようで、
こちらがぎこちなくなりました。

うつがよくなって職場に復帰した人の中に
その次の再発がそう状態と
それで燃え尽きた後のうつ状態の繰り返しになって
経過が長くなってしまう人が増えてるらしいです。
この本のもとは
「使い減りしない」と自認していた記者さんが
自らの経過を書いた記事の連載です。
さすが「家庭欄の読売」と思いつつ
(copyrightは高校の時の政治経済の先生です)
リアルタイムで読んでました。

今回はそれに最新の知識を加えた
解説や補足がついてるというので
おさらいと補習が目的の再読です。
ぐあいが悪くなって
出社や仕事がままならない時期の描写は
内心の苦しみや葛藤が
ずんと伝わってきて重たいです。
つらい時期のことを思い出して書くのは
実際大変だった、
ということも書いてありました。
単なる手記ではなく
奥さんのコメントを取材して載せたり、
客観的に構成されているので
その分も読みごたえがありました。
その努力と苦闘ぶりに頭が下がりました。

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テーマ : 双極性障害〔躁鬱病)
ジャンル : 心と身体

増えたのは病気よりも売上げ

2009-12-23

Tag : アーハ!

冨高辰一郎「なぜうつ病の人が増えたのか」(幻冬舎ルネッサンス)
「なぜうつ病の人が増えたのか」
ひょっとして
そういうこともあるんじゃないかと
想像していた現実が、
糾弾するのではなく客観的に
データに基づいた分析を添えて
提示されてます。

うつの患者さんは
日本ですごく増えてると聞きます。
ネットでちょっと検索すると
このようなデータにすぐ出会えます。
著者は会社に勤める精神科医で、
働く人の予防か治療かに関わり、
現場の実感も得た上でこの本を
書いたのだろうと思いました。

日本の人は薬が好きですよね。
風邪ひいたら休んで寝てればいいのに、
薬で治して(押さえて)仕事に来ようとしますね。
その方がある意味、美徳だったりします。
成果主義とか能力主義とか言われても
(同期でも給与に差がつく理由は示された気がしますが)、
その辺はちっとも変わらない気がします。
まじめに働いてるのにきちんと評価されなかったら、
みが増えますよね。
それが病気かどうかは分からないけど、
病院にかかれば薬が出ます。
薬をのんで頑張ってれば、
仕事第一のスタンスを崩さずに済みますね。
そのままでホントにうつ病が治るんだろうかと
自分のことでなくても配になることがあります。

ただ、この本の著者によると
「うつ」になっても薬をのんで頑張る人が
(それはビジネスパーソンも専業主婦も変わりありませんが)
日本だけで増えてるのではないらしい、
とのことです。
アメリカやフランスでも新しい抗うつ剤の普及に伴って
うつ病の患者さんは確実に増えてるそうです。
その背景には製薬会社の強力な
販売促進があるそうです。
そう言われれば確かに。
何も不思議はありません。
動物実験でも治験でも
すべての効果が判るわけではないだろうし、
そうは言っても
できた薬は(費用がかかるものほど)
たくさん売らないといけないし。
営業戦略は必要でしょうし、
最も効果的な策をとるのは当然です。

病気として扱われる前に
患者さんがんで選択する権利を
奪うつもりはないわけで。
休む権利は保証しているのかもしれないし。
都合のいい正解はたぶんないですね。

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テーマ : 医療・病気・治療
ジャンル : 心と身体

常識が変わって原点に戻る

2010-02-06

Tag : もぞもぞ

NHK取材班「NHKスペシャル うつ病治療 常識が変わる」
(宝島社)

「うつ病治療 常識が変わる」
確か去年の(2009年の)2月に放映された
特番があって(といいつつ、よく見てない)、
そこには収めきれなかったことも含めて
本にして出した、ものなんだそうです。

ここまで書いてしまうと
まるで精神科医が治療の専門家ではないかのようにも
受け取られかねない感じがしました。
きっと色々な先生がいるんでしょうけど。
それは学校でも大学でも
精神科じゃないお医者さんでも
(あまり付き合いはないけど弁護士さんでも)
同じことですよね。
精神科の先生にも
もっと細かい専門分野があればいいんですかね。

登場する患者さんのルポの迫真感は
さすがです。
読んでいて胸に詰まるエピソードも
いくつかありました。
ただ、詳しいことは分かりませんが、
病状もきっとそれぞれで
「うつ病」とひとくくりにしてもいいのかどうか
わかりません。
躁うつ病のうつ状態とうつ病のうつ状態を見分けるのが
なかなか難しいということは
この本にも書いてありました。
イギリスのような対策をとれば
早く治るんでしょうか。

NHKアナウンサー高橋美鈴さんによる
結びのことばに
話をまとめる力強さがありました。
うつ病の問題は、私たちの社会のあり方、生き方そのものをも映しているように思います。この生きにくい時代に、助け合いながら生きていく--うつ病に強い社会をつくることは、そうした「絆の再構築」にほかならないのかもしれません。(p.252)
その意味で、
お医者さんやお薬やカウンセラーを頼るだけでは
よくなりきれないものなんでしょうね。
・・・当たり前過ぎてうさんくさかったらすみません。
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テーマ : 病気と付き合いながらの生活
ジャンル : 心と身体

新型はパワーアップ?

2010-12-19

香山リカ「雅子さまと「新型うつ」」(朝日新書)
雅子さまと「新型うつ」
今年は寒くなるのが意外に遅い感じで
去年なくした手袋を買い直すタイミングを
つかみそこねました。

去年は新型インフルエンザに
とても脅かされた記憶があります。
台風の襲来に似て
来てみないと威力がわからないから
万全の装備で対抗するしかないのでしょうが、
ひどい目にあった人が近くにいないので
やや肩すかしでした。

医学や気の本を読むことが増えてます。
雅子さまのご状を通して
現代の本質を読み解くという
恐れ多いチャレンジの本を読みました。
この先生の存在は知ってます。
昔「週刊ファミ通」に
ゲームレビューを書いてました。
まだドラクエやファイナルファンタジーが
中高生のゲーム熱をがんがんあおってた頃です。
当時は子どもの問題に関がある先生だと思ってました。
だんだん対象年齢が上がってきたのでしょうか。

かなり慎重を期して書かれているので
妙に軽率な感じはなく、
微妙な辺りを伝える本としては
読みごたえがありました。
子どもの問題を早くからとらえてた先生にとって
難しいテーマではないのかも。
「うつ」と言わずあえて「うつ」というところに
慎重な態度が現れてると思いました。
「新型」の人の描写を読むと
ホントに気なの?という素朴な感想が
なんども湧いてきますし。

登校拒否、無気力学生、退却神経症、社内うつ・・・
(けっしてひと色ではないのでしょうが)
どの分類にも同じ感想が湧いてくる人が
描かれてたように思います。
好きでそうなってるわけじゃないとしたら
(それを気と定義するならそうなのかもしれませんが)
ご本人も周囲もどう対処したらいいか分からない
無限ループに巻き込まれる感じがします。

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テーマ : うつ病(鬱病)、メンタルヘルス
ジャンル : 心と身体

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