荻野 アンナ、甲野 善紀「古武術で毎日がラクラク!−疲れない、ケガしない「体の使い方」」 (祥伝社)
2冊続けて、さして間を置かず読みました。
満員電車を降りると肩か腰がバリバリになっていることが多いです。
電車内でこのテの本を読みながら
もぞもぞしているだけでも、
硬直した姿勢を保たずに済むので、
すでに御利益充分です。
荻野アンナ教授の文章とネーミングがひとつひとつ面白く、
身体を力学的に無理なく使うヒント満載です。
肩こり対策はどれも役に立ちそうですが、
見開き2ページで次々に出てくるので、
次々ためしたくなります。
電車を降りて階段を昇り降りするときに
「なんば歩き」を試してみました。
最初は慣れないので、草履履いて和服着て、
内股で階段を降りているような感覚になりました。
階段を降りきると腰痛持ちの私には
その結果がとても心地よいです。
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甲野 善紀「古武術に学ぶ身体操法」(岩波アクティブ新書)
「古武術」という言葉のイメージから、
伝統と思想に裏打ちされた
難しい表現の思想や背景が出てくるかと身構えていましたが、
まったくそんなことはなかったです。
身体を無理に使わない方法を日夜探求されている実践者による、
率直な指摘と提言に満ちた本でした。
巨人にいた桑田投手への指導、
桐朋学園高校バスケットボール部への指導、の実例を通して、
日本古来の合理的な身体の使い方のエッセンスを
指導した結果の手応えが書かれています。
明治になって普及した「武道」「軍事教練」、
西洋から入ってきた「体育」「スポーツ」の浸透によって失われた、
それ以前の「自然な動き」を指導することの難しさについても
書かれています。
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またもやGarbageNews.comさんの記事、
「築12年」実は築29年でした・公取委がエイブルに排除勧告へのトラックバックです。
今の住まいの前のところを捜してたとき、
同じ業者さん(支店は違うところでしょう)から居丈高に、
「ほんとにこんな物件あると思ってんの」
「これは何でここに出てるかって言うと、住んでた人が自殺したの。
そんなとこ、ほんとに住みたいの?」
と言われました。
急に態度が変わったから、怖いというよりは度肝を抜かれた感じ。
それ以来そこの紹介物件は一度も参照してませんが、
まだやってんだ、と思いました。
もう10年以上前の話です。
今みたいにブログ立ててたら、すぐ書いちゃったかもしれませんね。

そんときはほんとに(って何度も言われましたが)
こっちも頭に来てたもんで。
おつかれさまです、お互いに。


西城有朋「精神科医はなぜ心を病むのか」(PHP研究所)
手に取った時に想像したのは、
精神科医ってこんなに大変な環境で働いているんですよ、という
現状を伝えるルポルタージュのようなものだったんですが、
中身はもっと広範に亙っていて、
しかも書いているのは現役の精神科医とのことでした。
匿名だそうです。
ネット検索してみるとpsychiatrist(精神科医)を
もじったペンネームではないかという
うがったコメントにも出くわしました。
いかにも医療関係者が好きそうな気がする、
知的で皮肉った面白い言葉が出てきました。
QOML(クオリティー・オブ・マイ・ライフ)だそうです。
患者さんのQOLも大事だけど、我々のQOMLはどうなるのかと、
そういう使い方をするんでしょうね。
どの業界にもありそうなジャーゴン、てだけかもしれませんが。
厚生省は医療費削減しか考えていないので、
精神科医療はいつも手薄な環境でしか行えない、
というのは、題名通りの指摘ですが、
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内田樹・池上六朗「身体の言い分(からだのいいぶん)」(毎日新聞社)
そんなに凝ってるわけでもないですが、
思想家で武道家の女子大教授と、
航海士、金属工学技師を経た整体の先生の、
放談集を今度は読みました。
後半ちょっとお酒が進みすぎたのか、
内田先生が好きなことをしゃべって、
池上先生がそれを受け止める、というスタンスに決まってしまい、
対談、という感じでなくなってきたのが、ちょっと残念でした。
読んでる分には面白かったのですが、
うさんくさい私は最近、
この辺のことをブログにどう書こうか、
と考えながら読んでます。
そうやって読んでることに気づいたら、
よりぎこちなくなって、中身に集中できなくなりました。
残念。
気づいた方がよかったのか気づかない方がよかったのか、
いずれにしてもまともな感想が書けなくて、失礼します。
まあ、元が元ですから、たいした違いはないかもしれませんが。
私が伝えきれないことを補足するため、
お二人の運営するサイトを紹介しておきます。
池上先生の整体に関する考え方は、
これを読んでちゃんと理解しようとしないと、と思ってます。
内田樹の研究室三軸修正法
