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変わりきれない20年を惜しんで

2009-12-31

Tag : もぞもぞ 屈託

「失われた20年」が終わる - 池田信夫 blog
失われた<20年>
あとでもうひとつ
力が抜ける投稿もしたいなあ。
ぎりぎりの大掃除の影響で
年を越すのはほぼ間違いない感じです。

きっぱりした物言いに
反発を感じることも多いです。
池田信夫さんの記事に
今回は全面賛成です
(私が読み違えてるポイントは
 ありそうな気もしますが)。

産業構造が変われないのは
敗じゃないかと思います。
産業構造を変えて
景気がよくなるかどうかは
わかりませんが、
活性化することは間違いないのでは。
構造改革の名を借りて
アメリカ発バーチャル金融の
尻馬に乗るのもいやです。
経営者団体の力に圧されて
古い構造の企業収益を守るための
も気に入りません。

いつまでたっても
労働市場が柔軟にならなくて、
変化を起こせないまま
lost decadeが2巡しました。
生まれた子どもが成人します。
ちょっと残念だなあ。
責任とれるかな、
働き盛りの大人として
後輩たちの続く社会に。

まあ
いつもただ、ぼやくだけで
何か自分で変えられるわけでは
ないんですけども。

来年はよい歳になりますように
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テーマ : 政策
ジャンル : 政治・経済

増えたのは病気よりも売上げ

2009-12-23

Tag : アーハ!

冨高辰一郎「なぜうつ病の人が増えたのか」(幻冬舎ルネッサンス)
「なぜうつ病の人が増えたのか」
ひょっとして
そういうこともあるんじゃないかと
想像していた現実が、
糾弾するのではなく客観的に
データに基づいた分析を添えて
提示されてます。

うつの患者さんは
日本ですごく増えてると聞きます。
ネットでちょっと検索すると
このようなデータにすぐ出会えます。
著者は会社に勤める精神科医で、
働く人の予防か治療かに関わり、
現場の実感も得た上でこの本を
書いたのだろうと思いました。

日本の人は薬が好きですよね。
風邪ひいたら休んで寝てればいいのに、
薬で治して(押さえて)仕事に来ようとしますね。
その方がある意味、美徳だったりします。
成果主義とか能力主義とか言われても
(同期でも給与に差がつく理由は示された気がしますが)、
その辺はちっとも変わらない気がします。
まじめに働いてるのにきちんと評価されなかったら、
みが増えますよね。
それが病気かどうかは分からないけど、
病院にかかれば薬が出ます。
薬をのんで頑張ってれば、
仕事第一のスタンスを崩さずに済みますね。
そのままでホントにうつ病が治るんだろうかと
自分のことでなくても配になることがあります。

ただ、この本の著者によると
「うつ」になっても薬をのんで頑張る人が
(それはビジネスパーソンも専業主婦も変わりありませんが)
日本だけで増えてるのではないらしい、
とのことです。
アメリカやフランスでも新しい抗うつ剤の普及に伴って
うつ病の患者さんは確実に増えてるそうです。
その背景には製薬会社の強力な
販売促進があるそうです。
そう言われれば確かに。
何も不思議はありません。
動物実験でも治験でも
すべての効果が判るわけではないだろうし、
そうは言っても
できた薬は(費用がかかるものほど)
たくさん売らないといけないし。
営業戦略は必要でしょうし、
最も効果的な策をとるのは当然です。

病気として扱われる前に
患者さんがんで選択する権利を
奪うつもりはないわけで。
休む権利は保証しているのかもしれないし。
都合のいい正解はたぶんないですね。

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テーマ : 医療・病気・治療
ジャンル : 心と身体

神秘と科学のあいだ

2009-12-19

Tag : アーハ!

吉村正和「フリーメイソン‐西欧神秘主義の変容」(講談社現代新書)
「フリーメイソン」
またまた似つかわしくない本を読んでます。
きっかけは家族とミーハーに訪れた
音羽御殿だと思います。
ゴスロリ愛好者の
トイレ着替えと記念撮影禁止
の注意書きが
更に雰囲気を醸し出してました。

前半はフリーメイソンについて書かれた本で
フリーメイソンのことを書いた本ではありませんでした。
結局、その実体はよくわからないのかもしれないと
思いながら読みました。
歴史の教科書独特の
客観的な退屈さを思い出しました。

論という言葉を初めて知りました。
ルネサンス以前の宗教的秘主義と
人間主体の近代性主義
(自然科学の発展と世界の西欧化)の
橋渡しをした考え方で、
その発展と深化に
フリーメイソンが一役買ったのだろうというのが
著者の考えのようです。
論は、啓示性を否定するといいながらも、世界を創造したの存在だけは否定せず、その点ではっきりと無論と一線を画している。神論は、キリスト教的な超越神をいわば人間の歴史から棚上げして、宗教の範囲を道徳・倫の分野だけに限定しようとする。(p.104)
際政治の裏舞台で暗躍する
秘密結社というイメージとは
だいぶ違います。

『魔笛』に表現されたフリーメイソン思想の著しい特徴は、古代の密儀宗教に端を発する西欧神秘主義の系譜と、西欧近代の性主義・啓蒙主義・科学主義の系譜が融合しているところにある。(p.114)
とも書いてありました。
神のから
自由と平等のへの変化を
フリーメイソンに属する人たちが
主導していったのだろう、
という考え方には
欠けたパズルのピースを
ひとつ埋めてくれるような
ここちよさがありました。
登場するメンバーの個性が伝わってきて
歴史の躍動感が
後半の記述にはありました。

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テーマ : 秘密結社の謎
ジャンル :

エコと正当化

2009-12-12

Tag : アーハ! エコ

「エコ」な商品を購入した直後の消費者はケチで利己的な行動を見せる
環境ゲーム「エコエゴ」
最初にしくじったらしく、
リンクしたことが永遠に表示されないらしい
GIGAZINEさんへのトラックバックです。

厳密に条件統制された
実験社会理学の研究がベースみたいです。
・・・まだ全部が理解できてません。

これは、社会理学者の間で「Moral Credential(モラルの証明書)」あるいは「Moral Licensing(モラル免許)」と呼ばれる現象で、例えば、性差別的でないということを周囲に示す行動(性別に関係しないポストへの昇進に女性の候補者を推す)をとった直後の人は、性差別的ととられても仕方のない行動(典型的な「男の仕事」に男性の候補者を推す)をとりがちであることや、これは人種差別的な行動に関しても同様だということがすでに明らかになっています。また、過去の道徳的な行為を思い出させられた直後の人は募金や献血、ボランティア活動などに参加する割合が低いことも明らかになっています。

でも、こういう自分を自覚することは
(人には言えないけど)
実はけっこうあるんですよ。
・・・そゆことないですか?

自分ていいことしてる(しなきゃ)って思った後に、
気づかないうちに
倫理的にちょっとまずいことして、
無意識にバランスとってる自分に気づいて、
神様に怒られたみたいな自己悪、
というパターンの繰り返し。

こういうカラクリがはっきりすると
大変救われた思いがします。
ではこの「Moral Credential」という理学的な現象により、善いことをした後はつい気がゆるんでモラルが低下してしまうのを防ぐにはどうすればよいかというと、そういった「正当化」により「善行の直後はモラルの低下した行動を取りがちである」ということを知り、用しておくことが一番の防御策として挙げられています。自分の欠点を書き出すことや過去に行った非道徳的な行為を思い出すこと、自分の倫理的な理想を確認したり、例えばマハトマ・ガンディーなどの尊敬する人や、身近でお手本にしたい人物について考えることも効果的とのことです。

これを読んで、
エコ」の後に「エゴ」なことする自分を
制御しうる自信はありませんが、
深い自己悪にはならずに済みそうです。
きっと神様はすっかりお見通しだろうと思えました。
・・・もちろん神様がいらしたら、の話ですが。
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テーマ : 科学・医療・心理
ジャンル : 学問・文化・芸術

主義に隠れた感情

2009-12-07

Tag : もぞもぞ

近藤健「反米主義」(講談社現代新書)
「反米主義」
バランスのとれた本でした。
教養の広さと
ジャーナリストの柔らかさを
兼ね備えてます。
第一次世界大戦の頃からの
アメリカをめぐる歴史をふり返ります。
思わぬ勉強になりました。
歴史の授業ではあまり習わない辺りです。
だいたいは学年末で時間切れになるので。
今はそうでもないのかな。

日感情、はあるけど、
日主義、はない。
とすると、米主義、とは何か
出だしから洒落てます。
分類も面白い。
1 アメリカ一極支配への反発、抵抗
2 生理的なアメリカ嫌い
3 アメリカ大衆文化が世界的に拡散、浸透することへの反発
4 国内からの異議申し立て
5 アメリカイズムといわれるものの拒否→それに代わる原則の提示
二十世紀のアメリカイズムは、
フォード主義に先導された
大量生産・大量消費社会を生み出した、と。
大量の「製品」と「労働者」だけでなく
大量の「消費者」を生み出した、
というところもふるってます。
それに対する異議ないしは拒絶が、
anti-Americanismの中核であろう、と。
「庭に象がいる落ち着かない心地」
だそうな。

一方で
文化受容(から文化変容)としてのアメリカ化は
招かれざる客というほどではなくて、
日本の明治時代の欧化が
「抵抗するためにあえて受容し
 飲み込まれないようにする必死の選択」
であったことに比べれば、
・ディズニーランド
・ハリウッド映画
・テレビドラマ
・アメリカの音楽
は、けっこう受け入れられてる、と。

アメリカに抱く
アムビヴァレンスは、
なかなか複雑な感情のようで。

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テーマ : アメリカ合衆国
ジャンル : 政治・経済

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