スポンサーサイト

--------

Tag :

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

なってからが長い

2011-06-18

Tag : もぞもぞ

佐々木常夫「そうか、君は課長になったのか」(WAVE出版)
そうか、君は課長になったのか
どこで目に留まったのか忘れてしまいましたが、
タイトルがまず、すてきでした。
読んでみると
著者のスタイルをよく現してる気がしました。
私が課だった時はね、
という
具体的な思い出話と思いやりが満載です。

として存在しているうちに
自分が何をなすべきか、
期限付きで考えて実行するには
なってから考えたのでは少し遅い気がします。
常にもうひとつ(以上)先を考えていないといけないので、
になる前から
なったらどうするかを考えておいて即実行!
とやらないと、
時すでに遅し、という感じでした。

タイトルは中身とよく合っていますが、
呼びかける対象とは合ってなくて残念です。
もっとも「君が課長になる前に」では
ちっとも売れそうにないので、しかたありません。

課長のうちにできることを大いにやって
(苦労もして)
その位置に止まらずにステップアップすることが、
この本では前提です。
実際、著者は社長ですから説得力があります。
見方を変えれば
社長になるための本です。
もっとも「そうか、君も社長になれよ」では
やっぱり売れそうにないですね。

そんな感じです。

続きを読む

関連記事
スポンサーサイト

テーマ : 成功する為に必要な事
ジャンル : ビジネス

人文科学からみた「世間」

2011-06-04

阿部謹也「「世間」とは何か」(講談社現代新書)
「世間」とは何か
図書館で借りた本に合わせて
古い装丁の画像を紀伊國屋書店BOOK WEBから
お借りしました。
今売っている新しい装丁だと、
いわゆる腰巻に
「日本社会の本質をえぐる歴史的名著」と
大きく書かれてます。
確かに、久々に読み応えのある新書でした。
日本の古典を読み解く深さから
著者の教養を感じました。
しばらくして、また読み返したいです。

まずは自分なりの感想から。

和歌に詠まれた「間」は
庶民の暮らしとかけ離れたところにあったのでは?と考え
記述に入れ込みにくいと思いました。
仏教における死後の救いと
では集団に人が埋没していることは
つながりがあるのかもしれません。

村人の罪を神様の判断に委ねる
鎌倉時代の審判制度は、
当時の納得性の高いしくみを表してて面白いです。
1週間以内に罰が当たらなければ無罪とか、
心がまっすぐならば熱湯に手を入れさせても大丈夫、
というような発想は
代合理性に照らせば荒唐無稽にも思えますが、
マスコミが容疑者や政治家を追及する
報道姿勢の奥底に今もきっと流れてます。

かなりページを割いてる
「徒然草」の文章には、
現代文と対照できる古文の副教材を
うんうん頷きながら読んだ記憶があるものが
いくつもありました。
著者は吉田兼好の視点に
人の萌芽をみてます。
貴族社会の「間」からそれだけ遠ざからないと
人の視点が持てなかったともいえますし、
視点を保ちたいから「世間」から遠ざかったともいえます。
高校の頃の自分もそうしたかったのかもしれません。

西鶴の小説をこんなにまとめて読んだのは初めてです。
歴史学者でありつつも、
その立場に囚われず自由に解釈してます。
予備校の教科書で問題文として読んだときは、
古典と現代文の中間で
かえってやりにくかった覚えがあります。
こんなに面白いなら(著者のように入院中とか)
流行りの「もう一度読みたい」シリーズのノリで
次々と読んでみたいと思いました。

漱石についての分析が
この本の核心(イイタイコト)であると思いました。
読んで分からないところはないんですが
もっとよく解るように
何度も読み返さないとまずい気がしました。
この問題に関して著者の考えが深いのだと思いました。
精神病跡学が漱石の病理を研究した結果とは
比べ物にならない位の深さを感じました。

そこから永井荷風、金子光晴と進むと
(自分がじっくり読んだことがないもんで)
洋行の経験と日本人としての感覚のギャップを扱う
実例(のバラエティ)としてしか理解できませんでした。

通して書いてみると
ちっとも咀嚼できてないのが改めて判ります。
はは、すみません。

よそさまのブログの書評にも書いてありますが、

続きを読む

関連記事

テーマ : 自由への道程
ジャンル : 学問・文化・芸術

ようこそ

アクセスどうも

プロフィール

ito.tamuro

Author:ito.tamuro
生きてるだけで
気恥ずかしいのは
歳が増えても
抜けません

おもちゃ箱

点取り占いブログパーツ

助かる~リンク

わりと新しい記事

すこし新しいコメント

これでも新しいトラックバック

RSSフィード

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。