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2008-10-25

加藤忠史「こころだって、からだです」(日本評論社)
「こころだって、からだです」
できごと拾ってコメントしたためる暇がとれず、
何だか書評ブログみたいになっちゃってます。
おかげでアクセス数の減少が著しいです。はは
もっと時事ネタにも凝りたい・・・

それはともかく、とてもいい本でした。
精神疾患(特に躁うつ)の発症に関わる
遺伝子の研究をしている先生が書いてます。
理化学研究所科学研究センター勤務とのことですから、
日本の最先端に関わってるってことだと思います。
大学の幼児教育学科の学生に
精神保健に関する集中講義をすることになり、
この本のもととなる講義録ができたようです。

題名は中島らも「心が雨漏りする日には」から見つけたことば、
というのも気に入りました。

科学者というと、
こころとはのこと、とか、
セロトニン不足がうつの原因、とか
ぜんぶ分かってもいないくせに、
とツッコミたくなるような断定が満載の
本や発言が多いです。
私よりうさんくさい。
そのいいかげんさに便乗して
セロトニンを補給すればストレスに強くなる、などと
サプリメントにして発売する商売も出てきそうです。
売るのは自由ですが、
便乗される発言元の先生にも
責任の一端はないのかな。

この本では、
うつに抗うつ薬が効くのに時間がかかるのはなぜか、
という観点からの研究を紹介してます。
由来神経栄養因子(NBDF)という物質の変化から、
うつでは神経細胞の働きが低下しているというよりも、神経細胞の形や数が変化していて、回復には神経細胞が元の状態に戻る必要があり、そのために治療に時間がかかるのではないかと考えられるようになっています。

といった、進行中の研究に基づいた
解説が散りばめられてます。
まだ充分に明らかになったわけではないのですが、
という科学者としての留保があって、誠実です。

この先生による、
躁うつに関する研究成果をまとめた本も
同じ出版社から出ているというので、
それにも手を伸ばしてみたいと思いました。
あと、この先生の講義や講演をどこかで聞いてみたいなあと思いました。
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