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酒と心中、かな

2008-12-07

Tag : もぞもぞ

中島らも「心が雨漏りする日には」(青春出版社)
「心が雨漏りする日には」
亡くなったのが2004年7月ということですから、
それより2年くらい前に書かれた本ということになります。
今は文庫でも読めるようです。

アルコール片手に書かれたのではないかと思うくらい、
調子がよく、昔読んだ「ガダラの豚」を思い出しました。
この本によると「ガダラの豚」は、
躁状態のひどい時に書かれたんだそうです。
トーンはこの本もあまり変わりません。
ただ、その一方で、
これだけ具合の悪さを的確に他人事のように冷静に
当の本人が書いてる本には初めて出会いました。
重さと軽さの混ざり具合が絶妙です。
加藤忠史先生がトリビュートされるのも、よく分かりました。
月並みな感想ですが、きっと頭よすぎたんですよね。
らもさんは。
一番あっけにとられたのは、
(ネタバレ注意)
毎日飲んでいるの処方がリストアップされていて、
アルコールと一緒にのまないこと、
という注意書きのついたはそれも書き添えてあって、
そのことが分かった上での結論として、
をぜんぶ飲まないことに決めた、
というくだりでした。

親友からの忠告として、
「俺をとるのか、酒をとるのか、どっちかにしてくれ」と
迫られたアルコール依存の人が、
結局酒をとってしまう、というエピソードを
どこかで聞いたことがあります。
それを思い出しました。
お酒とっちゃったんですね、らもさん。
「今、すべてのバーで」を読んだ後、
この人(といってもこっちは小説ですが)は
お酒やめられないんじゃないか、
と思ったのも思い出しました。
頭よすぎるから、お酒でもないとやってられないんでしょうね。

今でも公式ブログがあって、
新刊が出るたびに更新させれているのもびっくりしました。
同じ時間を過ごした人にとっては、
きっと忘れられない強烈な個性だったんでしょうね。
改めて冥福を祈りたいと思いました。
合掌
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テーマ : 物書きのひとりごと
ジャンル : 小説・文学

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