スポンサーサイト

--------

Tag :

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

時計で計れない時間とのつき合い(仮)

2009-04-11

Tag : もぞもぞ

竹内薫「一年は、なぜ年々速くなるのか」(青春新書INTELLIGENCE)
「一年は、なぜ年々速くなるのか」
少し前にもよく似たテーマの本を読みました。
こちらの本(11月出版)のあとがきにありましたが、
「大人の時間はなぜ短いのか」は同じ年の9月に出たため、
参照することも参考にすることもできなかった、
とのことでした。
アプローチもスタイルも違う本なので、
読み比べても面白かったです。

高エネルギー物理学を専門とする
科学ライターでミステリー作家の著作なので、
まず読み物として面白かったです。
相対性理論を下敷きに考えると、
計で計れる間は絶対的なものではなく、
それとは別に間感覚を我々は持っている、と。
年をとるとともに感覚の方が変わってくるのは、
とりたてて特殊なことでもない、というスタンスが
自然体でよかったです。
地上とGPS衛星の中では、
計の進み方が違うんだそうです。
でんじろう先生のノリではないですが、
虚を突くというか、驚かせ方がうまいです。

ペッペル仮というのも初めて知りました。
ネッカーの立方体という錯視図形を見ていると、
かなり我慢しても
凸凹の見え方が反転してしまうんですが
(我慢してどうする、という話もある)、
若い人と年配の人とでは反転するまでの平均間に
差がある、という仮です。
この本のすごいのは
後の方にその「仮の検証」というくだりもあるんですが、
知り合いの人、6、7人に聞いて、
検証とその結論を出してるところです。
・・・ぜんぜん科学的じゃない。
きっとそういうものを超越してる先生なのでしょう。

そのあとにもう三つの仮が出てきてますが、
(右脳優位仮
 加齢効率低下仮
 『魔の山』仮
それも何だか紹介してるだけで、
きちんと検討してません。
その結果、そういうことかもしれないんだけど、
というところでこの本じたいが終わってます。
・・・まじめなのか投げやりなのか解りません。
そのわりに面白かったです。

だんだんいろんなものが
どうでもよくなっていく気がするのも
年をとることの魅力ですね。
その感覚をメタレベルで教えてくれる本でした。
若者向けにはその分難しいかも。
FC2 Blog Rankingにほんブログ村 本ブログ 読書日記へ人気ブログランキングへ
関連記事
スポンサーサイト

テーマ : 科学・医療・心理
ジャンル : 学問・文化・芸術

コメントの投稿

非公開コメント

ようこそ

アクセスどうも

プロフィール

ito.tamuro

Author:ito.tamuro
生きてるだけで
気恥ずかしいのは
歳が増えても
抜けません

おもちゃ箱

点取り占いブログパーツ

助かる~リンク

わりと新しい記事

すこし新しいコメント

これでも新しいトラックバック

RSSフィード

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。