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性格なんてもともとなかった、って感じ。

2009-11-15

Tag : 屈託 ×

サトウタツヤ・渡邊芳之
「「モード性格」論 心理学のかしこい使い方」
(紀伊国屋書店)

「「モード性格」論」
もっとカルチャーっぽいのかと思ったら、
歯ごたえのある本でした。
理学史をたんねんにひもといて
論理的に考察・解説してます。
すでに分かっていることと
まだはっきりしてないことを
区別して伝えようと、
けっこう頑張ってます。
タイトルと表紙はこんなに
ふにゃふにゃしてるのに、
意外でした。

、っていうのは
理学の用語である前に
日常用語であったので、
暗黙の前提でそういうものがあると決めてて、
分類しようとしたり
測定しようとしたり
人を見分けようとしたり
してきたけど、
厳密に分析・考察していくと
みんなが思ってたようなものは
どうも存在しないんじゃない?
って書いてあるように受け取りました。
-えっ、性、って、ないの?
-うん、モードなら、あるけど。
-そうなの?
なんか判然としません。
あとがきまで読んだら、
でも、それでよいのです。学問の役割はたしかに「わからなかったことがわかるようになること」でもありますが、もうひとつ「わかったつもりでわかっていなかったことを、わからないとはっきり言うこと」でもあるからです。(p.262)
とまで書いてありました。
別に開き直ってる訳じゃなくて、
冷静に本気でそう考えているようなので
弱りました。

んー
それって役に立たないじゃん。
タマネギむいたら芯はありませんでした、とか、
サカナを解剖したらどこにも生命はありませんでした、とか、
言われた感じ。
バラしたら、また組み立ててほしい
って、つよく思います。

トシのせいで昔話が増えます。
電気製品に何だか猛然と関があって、
意を決してラジカセ慎重に分解してみた。
さすがに配線やネジをダメにはしなかったけど、
ラジオの目盛りとダイヤルをつないでた
たこ糸を不注意のまま外したら、
元の形が分からなくなった。
エレキに弱くてメカにも弱い。
けっきょく復元できなくて、
話の持っていき方とタイミングを考えて、
勇気をもって報告と謝罪に行ったけど、
やっぱり本気で親に怒られた。
プロジェクト×(罰)って感じです。

やっぱ
ばらしただけじゃ
怒られちゃうでしょ。
・・・トシをとると
ついでに説教くさくていけません。

身分とか職業とか、
宗教上の戒律とか、
個人の自由がそうとう制限されてた頃には
なんて大してなかったかもしれません
(気質の違いはあったんじゃないかと思います)。
生活様式が近代化されてきたら
それなりに自由が拡大されてきたので、
個人差が中途半端に大きくなって
が話題になったのかもしれません。
もっともっと自由が拡大されて
ある意味何をやってもよくなって
(抑制を求める規範がなくなって?)、
状況に合った行動だけが求められ
なんてどうでもよくなったら
つべこべ言わずにやることやれって話になってきた、
って筋書きは、どんなもんでしょうか。

その位できないと
人間じゃないよと言われるようになって、
できない人は人障害だの発達障害だの
勝手にきめつけられたりして、
できる人はモード性
さくさく進んでいくようになって、
(そこに上下の差別ができて)
って構造になってくんだろうか、
なんてことを思いました。

著者たちはそんなことは
どこにも書いてません。
まぁ
うさんくさい私が組み立てたものですから、
できあがりはこんなもんで。

なかったのではなくて
用なしになったのかなと思いました。
何だかさびしい気もしますが、
そこがまたトシとった証拠ですね、きっと。
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