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モノをいのちに置き換える「ふるまい」

2010-02-20

Tag : アーハ!

福岡伸一「生物と無生物のあいだ」(講談社現代新書)
「生物と無生物のあいだ」
交響曲を聞く時のように
スケールの大きい表現が
続いてる本です。
子生物学の究者として
ニューヨークとボストンに在籍していた頃の
究内容の醍醐味と、
すれ違ったり痕跡を見つけたりした
偉大な究者たちについて
その業績と裏話を通して描く
学者生活の実態の
描写がリアルで表現が豊かです。

物語を読んでるうちに、
DNAの二重らせん構造の必要性と
発見までの思考の道筋、
究を支える機器の
ハードボイルドな性能、
いのちを支える
タンパク質・アミノ酸子の「ふるまい」、
著者の提唱する「動的平衡」という
生命に関する考え方を学ぶことができ、
一般向けの教科書にもなってます。

おかげでゲノム解析の結果や
ES細胞の発見が、
どんな形で子生物学の究に役立つのか
なりに具体的に
わかった気がしました。
こんなに根気が要って
あらゆる角度から結果を検討しないと
究極のモデルにたどり着けない
学問野では、
私は生きていけない気がします。
それはどうでもいいことですが。
原子・子の「ふるまい」とは
とても詩的で便利なことばです。
タンパク質やアミノ酸が
くっついたり離れたりすることで
命を維持するシステムができあがってる描写を読むと、
まるで物質がきてるかのようです。
物質がダイナミックにからだや細胞を出入りすることで
常に変化を続けながらエントロピーの増大を防ぐバランスを
保つ力を持ってるかのようです。

気論に戻すつもりはないんですが
「あいだ」が埋まりそうな予感を感じるとともに
「あいだ」はまだまだ「あいだ」として健在、
という気もしました。
howを積み重ねてもwhyには届くことは
ないんじゃないの~?!という、
こちらの先入観のせいかもしれません。
ただ、読む前よりはちょっと
「あいだ」が埋まりそうな期待が増えました。
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テーマ : 生物学、生態学
ジャンル : 学問・文化・芸術

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