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遠くから見透かす世間

2011-05-03

Tag : 屈託

鈴木伸元「加害者家族」(幻冬舎新書)
加害者家族

しばらくは
落ち着いて本が読めませんでした。
忙しさと震災の影響と
年度末の忙しさと。
その方が普通になってました。
珍しくゴールデンウィークはひと休みです。

NHKのディレクターが書かれた本で、
取材結果はクローズアップ現代でも
放映されたそうです。
本の存在を知ったのは、
橋本大也さんのブログ記事がきっかけです。
読んでませんが東野圭吾の小説「手紙」にも
つながるテーマです。

具体的な感想や詳細は
既存のブログ記事に譲ります。
クローズアップ現代『犯罪“加害者”家族たちの告白』
 →こちらは番組を採り上げた記事です。
『加害者家族』になったら人生オワタ\(^o^)/です
 →私と同じく、本の内容をすっと受け取られた記事です。
  トラックバックしました。
加害者家族
 →アメリカでの加害者家族への周囲の反応について言及されてます。
  なんだか日本人は恥ずかしいと思ったり
  多様性のアメリカがそんなに一様だったりするのかと疑ったりしました。
  宗教心の違いはありそうですね。
加害者家族に支援を 仙台でシンポジウム
 →NPO団体「ワールドオープンハート」に関する記事です。
  被害者援とは別の難しさがあることがわかります。
加害者家族
 →加害者家族に対する、あまりにひどい社会的制裁
  というのは、日本人の心情に訴えてくるテーマですね。
犯罪加害者家族支援プロジェクト2011
 →WOH自身の記事です。
  被害者家族にも加害者家族にも
  同様のえがあった方がいいと思いました。

この本のことを詳しく書こうと思ったのは、
(前置きばかりが長いです)
さまざまな有名な事件の背後に
被害者のご家族と同様に
害者のご家族も生活が破綻してしまったり
名前を隠して暮らさざるを得なくなったり、
世の中から気持ちの上では
孤立して暮らさざるをえなくなる、
という現実がありました。
そのまた背後に
日本の場合では
「社会」ではなく
「世」の存在が
色濃く影響してるんだと分かったことでした。
日本世間学会という際的な
研究集会があるそうです。
日本が「封建制」を脱し「近代化」がはじまってから、およそ100年以上がすぎた。わが国においては、もともとSocietyの翻訳語であった「社会」という言葉がふつうにつかわれるようになった。

しかし依然としていまでも、なにか不祥事があった場合のお詫びの言葉は、「社会に迷惑をかけて申し訳ない」ではなく、「世に迷惑をかけて申し訳ない」である。阿部謹也さんが鋭く指摘するように、わが国には世は存在しても「社会」は存在しない。

つまり私達は、いまだ世を離れては生きてゆけないような存在である。

メディアの過激な取材競争や
ネットの悪辣な引きずり回しは、
それ自体の是非を検討する対象というよりも、
暗黙の存在である「世間」をテコにして
ひとの気持ちをつかんで
動かしてるんだと
気づかされました。

日本「社会」の未熟な面と
「世間」のもってたいい面を比べ、
安易な回顧主義に浸ってた
自分に気づきました。
今後は「世間」をもう少し対象化して
少なくとも暗黙の前提にはしないように
できごとやひとの気持ちを
ながめていこうと思いました。

なんだ反省文か、というような感想でした。
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