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他者のために生きる

2006-12-24

最近気になっている哲学者の本をご紹介します。

小泉義之「レヴィナス 何のために生きるのか」(シリーズ・哲学のエッセンス)NHK出版
レヴィナス
フッサール、ハイデガーに学んだ
「戦後フランスにおける現象学と実存主義の基礎を築いた」人とのことですが、
最近までその存在もよく知りませんでした。
ユダヤ人だったため捕虜収容所に入れられたり、
親族が虐殺されたりした経験をもつそうです。
捕虜だった頃、死が現実に迫ってくる恐怖をどれだけ味わったのか
私には正確にはわかりませんが、
生き延びた人間として語られる言葉は、
絶望の裏返しであるような強い意味への意志を志向するようなものではなく、
他者への眼差し、
眼差しの相互性、
生活の中ではっと気づかされる瞬間、
生きることの意味と生殖性との深い関わりについての洞察、
に満ちていて、
地に足のついた思索の結実だと思います。
特に生殖(繁殖)に視点をあてた現象学的考察には、
これまで私は出会ったことがありませんでした。
女性との相互性を考慮しない男性のための実存主義や、
男性との対立項としての女性のための実存主義には、
いくらでも出会うことができますが、
子どもを産み育てるという行為のつながりこそが、
人が生きていく意味の根源的なものである、という指摘に、
目を開かれる思いがしました。

いつも予告編ばかりなので、誰も信用しないと思いますが、
この思想家についての本をもっと読み進めたいと思います。
続編、私自身がうさんくさい自分に期待してやっていきたいです。
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テーマ : 哲学/倫理学
ジャンル : 学問・文化・芸術

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