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匿名でこれだけ書くなら何かを変えていただけそうな・・・

2008-06-08

Tag : 屈託

西城有朋「精神科医はなぜ心を病むのか」(PHP研究所)
「精神科医はなぜ心を病むのか」
手に取った時に想像したのは、
精神科医ってこんなに大変な環境で働いているんですよ、という
現状を伝えるルポルタージュのようなものだったんですが、
中身はもっと広範に亙っていて、
しかも書いているのは現役の精神科医とのことでした。
匿名だそうです。
ネット検索してみるとpsychiatrist(精神科医)を
もじったペンネームではないかという
うがったコメントにも出くわしました。

いかにも医療関係者が好きそうな気がする、
知的で皮肉った面白い言葉が出てきました。
QOML(クオリティー・オブ・マイ・ライフ)だそうです。
患者さんのQOLも大事だけど、我々のQOMLはどうなるのかと、
そういう使い方をするんでしょうね。
どの業界にもありそうなジャーゴン、てだけかもしれませんが。

厚生省は医療費削減しか考えていないので、
精神科医療はいつも手薄な環境でしか行えない、
というのは、題名通りの指摘ですが、
それに加えてこの先生、
・子どもの心がわかる医者がいない
・精神科医の育成システムがない
・精神科の診断はあてにならない!?
・薬も満足に使えない精神科医
・「うつ病の原因はセロトニン異常」は仮説にすぎない
・心理カウンセリングなんてできない精神科医
きっとお医者さんの間では常識のように語られているんだと思いますが、
かなり好きなことを好きなように書いてます。
ひょっとすると原稿ではなくてインタビューの書き起こしではないかと、
想像してみた位の勢いと、大雑把さがあります。
欧米の学術雑誌の論文を引き合いに出して話を進めるんですが、
正確に誰の何という論文なのかということは、巻末にも書いてないし。

患者さんが読んだら不安になってしまうかもしれないなあ、
通院するのをやめようかと思うかもしれないなあ、
あまり精神衛生上よくないんじゃないか
と思うような、暴露話のオンパレードです。
面白かったですけど、
週刊誌の憶測記事を読んでるような気になりました。

「附録-ダメな精神科医の見極め方」
最終章がとても面白かったので、参考までにオススメします。

どうも精神科医が心を病んでしまうのは、
そう簡単にはなくなりそうにないみたいです。
何だかそれは残念なんですが。
これだけ色々なことが分かっておられるならば、
先生ご自身が事態の改善に向けて
(本名の活動の中ではされているのかもしれませんが)
何かしてもらえればいいのに、と思いました。
ちょっと説教したくなるのは、
この先生の無邪気なところに、私が影響されちゃったんでしょうね。
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